メンタルヘルスケアに関心のある方なら一度はその名を聞いたことがあるであろうセロトニン。
心を癒し、安定感や平常心をもたらす脳内物質です。
現代は、セロトニン不足をおこしやすい社会です。不況や情報過多によるストレスはもちろん、その背景には生活習慣の変化があります。
夜型生活、運動不足、スキンシップの欠如など以前までは当たり前に日常の中にあったはずの生活習慣が現代にはありません。
それは生きていく上で必ずしも必要なものではないのですが、セロトニンが不足することによって知らぬうちに心は不健康になり、安定を失って円滑な社会生活を送れなくなっていくのです。
ですから、今私たちに必要なのは意図してエクササイズを行い、心のケガを予防することなのです。
セロトニンは、「リズム運動」と「太陽の光」「スキンシップ」という3つの要素によって活性化されます。
リズム運動においては、よく噛んで食べること、散歩すること。太陽の光は、お日様の下で過ごす時間を日常的につくること。スキンシップにおいては顔と顔を会わせたフェイストゥフェイスの情動的コミュニケーションが本来日常的に行うべき行為です。
そして、これらの行為はただ漫然と行えばいいわけではありません。
「適度」にその行為に「集中」して「継続」して行うということが非常に重要です。これらはすべて一昔前なら意図しなくても可能な行為でした。
都市が過密になり、交通の利便性が増し、コミュニケーションがデジタル化したことによって私たちは、これらの行為を「意識的」に行う必要性があるのです。
セロトニンは平常心や安定感だけではなく、アンチエイジングや美しい姿勢、ハリのある顔や肉体とも深く関わりがあります。
もっと言えば実は頭の回転をよくしたり、直感力を上げるなど社会的生活において有効的に働く基盤になる脳を活発に働かせる鍵となる脳内物質なのです。
当Dojoでは、ストレスを上手に回避しセロトニンを元気に働かせる「セロトニン生活」をいかにしてつくるか、さまざまな切り口でマネージメント致します。